夏にアトピーが悪化する代表的な原因として「汗」と「紫外線(日光)」が挙げられます。この記事では夏にアトピーが悪化したときの対策と、夏の悪化を防ぐ方法をお伝えします。




 

脱ステ後、夏の悪化エピソード

私自身の人生最大にアトピーが悪化した夏は、脱ステ1年目の夏でした。(28年間使い続けたステロイドを辞めたのは2012年4月)。どんな症状が起こったのか?脱ステを検討されている方に参考になればと思います。

 

異常な量の汗

アトピーの人は汗をかきにくいと言われますが、脱ステ1年目の夏は、異常な発汗量でした。どのぐらいの汗をかいたかというと、昼間に外出して10分歩けば、Tシャツ全体がぐっしょりと湿るぐらいです。服を絞ると汗がポタポタ垂れてくるほどの量です。短時間であんなにも大量の汗をかいたのは人生で初めてでした。汗と一緒に大量の老廃物をデトックスしていたのでしょう。

夜の睡眠時も、シーツ全体がぐしょぐしょになり、敷き布団が毒素で溶けて破れて貫通するぐらいの汗の量でした。自分の体から出た汗なのに、水をぶっかけられたような姿になります。夜中に2〜3回、じっとした汗で目覚めて、全身をタオルでふいていました。脱ステ1年目の夏の夜に、朝まで熟睡できた記憶はありません。

体温が上がり、ステロイドの蓋が取れて、デトックスのスイッチが入ったら、汗とともに一気に老廃物が吹き出すことを実感しました。

蕁麻疹

脱ステ1年目の夏に悩まされたのが蕁麻疹でした。汗を大量にかくことで、コリン性蕁麻疹を発症してしまったのです。その日初めての外出時には、全身から大量の汗とともに蕁麻疹が吹き出しました。外を少し歩いただけで全身がボコボコのお岩さんのようになりました。蕁麻疹が沈静化するまで30分以上かかります。夏に仕事でアポイントがあるときには、1〜2時間早く予定を立ててのタクシー移動が必須でした。

関連記事:脱ステの経過4 蕁麻疹の原因は?いつまで続くのか?

糜爛

夏の間は、皮膚がベロンと剥がれる糜爛症状にも悩まされました。「かゆいな」と思って掻くと、表皮がずるんと剥がれて内部が丸出しになります。糜爛の部分は表層のバリアがない状態になるので、空気や水が当たるとしみて痛みます。ふくらはぎやお尻、腕の内側など、リンパ液の溜まりやすい部分は糜爛症状が広がっていきました。このまま皮膚がなくなっていくのではないかと不安になったほどです。

 

とにかく全身痒い、肌を見せられない

外を歩いていると常に背中や腰が痒かったです。服の上から掻くと悪化するので、ワンピースは着られませんでした。痒いのに人前で肌を見せられないのも辛かったです。首も腕も足も出せません。「夏なのになぜそんな格好をしているの?」「暑くない?」と言われ、人目が気になりました。締め付けるタイプのブラジャーをつけると汗で蒸れて一気に悪化します。極力ノーブラで過ごすために、家に引きこもっていることが多かったです。

 

関連記事:アトピーさんにおすすめのブラジャー ブラキャミ 脱ステ中の下着事情

 

 

汗をかくことで悪化する原因

汗をかくことでアトピーが悪化する、と言われますが、汗はデトックスです。苦しくなければどんどんかいた方が良いと思います。症状が出るのもデトックスですので、汗も症状も、出せるときに出し切るのがおすすめです。

しかし外出で人前に出るとき、試験のとき、仕事や勉強に集中したいとき、汗による痒みが不都合になることも多いと思います。突発性の蕁麻疹が出ることでパニックになってしまう方もいるかもしれません。

そんなときにはアイスノンや冷房で体を冷やして、汗の量を調整しても大丈夫です。症状を抑制するなら、ステロイドなどの薬よりも、温度調整で抑制する方がまだ体に優しいです。

 

 

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汗が原因でコリン性蕁麻疹を発症する場合も

蕁麻疹が何度も出て辛い場合は、漢方等で治す方法もあります。詳しくは漢方薬を処方している病院や薬局で相談してみてください。

また、汗以外に埃やダニ、花粉などが蕁麻疹の原因になっていることもありますので、アレルギーテストをしてみても良いかもしれません。

私の場合、症状を出しきることで蕁麻疹も出なくなりました。蕁麻疹とデトックスは異なりますが、蕁麻疹が出ても放っておいたら治った(仕事が忙しくて治療する暇がないうちに治っていた)のが事実です。

皮膚症状は、意識を外しておいた方が治るスピードが速くなるのかもしれません。

食事やハウスダスト、ダニなどの対策をしっかり行なっても治らない場合は、ストレスコントロールをすることで治りやすくなるでしょう。

 

 

日焼け止めがアトピー悪化の原因に!?

アトピー肌の人に関わらず、紫外線は皮膚にはNGと言われています。であれは、日焼け止めを塗っていれば日光に当たっても大丈夫のでしょうか?

日焼け止めには紫外線防御剤が使われております。紫外線防御剤には大きく分けて紫外線散乱剤と、紫外線吸収剤があります。紫外線散乱剤には酸化チタンや酸化亜鉛など、鉱物から作られている成分が使われていることが多いです。紫外線吸収剤にはt-ブチルメトキシジベンゾイルメタン、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、オキシベンゾン-3などの成分が使われていることが多く、これらは有機化合物です。人によってはお肌への刺激や負担を感じることもあります。

 

 

五臓六腑と季節の関係

五臓六腑(ごぞうろっぷ)とは、伝統中国医学において人間の内臓全体を言い表すときに用いられたことば。「五臓」とは、肝・心・脾・肺・腎を指す。 心包を加え六臓とすることもある。「 六腑」とは、胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦を指す。

引用:wikipedia

 

中医学の考え方によると、夏は心の毒出しの季節になります。夏に症状が悪化しやすい方は、心臓に負担がかかっている可能性も。動機や息苦しさ、胸やけなどの症状に悩まされたことはないでしょうか?生活習慣の乱れから血管が汚れている場合も、心臓に負担がかかりやすくなります。

 

臓器の感情(心臓)

東洋医学で「心(しん)」は、心臓だけでなく、「心(こころ)」も意味します。
心臓は「喜びの臓器」と言われています。喜びというとポジティブなイメージですが、喜びが過剰なことで興奮状態になったり、感情のアップダウンが激しい場合も。食欲が旺盛で豪快、陽気な方は、食べ過ぎに注意。心を落ち着ける時間や場所を確保することで、生活習慣が整い、体にも良い影響を与えるでしょう。

 

夏の悪化を防ぐには

汗対策編

本気でデトックスをしたいなら、汗をしっかりかくのがおすすめです。しかし人に会うときや仕事のときなど、汗だくになりたくないときもあるでしょう。夏の大量発汗をコントロールするために、私は頻繁に岩盤浴へ通っていました。岩盤浴で、汗を出せるときに心置きなく出すことで、蕁麻疹などの不快な症状はだんだんと収まって行きました。

岩盤浴にいるときには汗をかいても蕁麻疹が出ませんでした。きっと心がリラックスしていたからでしょう。心が緊張しているときに汗をかくと蕁麻疹が出てしまいました。

 

日焼け対策編

前述したように、日焼け止めの成分がお肌に100%安全とは言えません。お肌の敏感なアトピーの人にとっては、むしろ紫外線より刺激になる可能性もあります。
夏のアトピー悪化を防ぐには、日焼け止めを塗る以前に、そもそも日光に当たらないように外出をひかえたり、ツバの広い帽子や日傘などで防御するのが良いでしょう。

 

肌に直接触れる下着や洋服はコットン素材がおすすめ

アトピー症状が出ているときの夏は、皮膚表面が汗やリンパ液でぐしょぐしょになってしまいます。肌に直接触れる服は、ベタついた汗やリンパ液を効率よく吸収してくれる綿100%素材がおすすめです。無印良品のインド綿の服はさらっとしていて心地よい肌触りなのでおすすめです。

 

寝具はこまめに乾燥を

脱ステ中は、布団が大量の汗を吸収しやすくなります。寝具の湿気はカビやダニが発生する原因になります。マットレスや敷き布団はこまめに外に干して乾燥させる、シーツや布団はこまめに洗うなどして、寝具を常に清潔に保っておいた方が良いです。

下に敷くシーツの上にタオルケットを敷くと、汗を吸収しやすくなり、落屑のザラザラも気にならなくなります。

タオルケットはいろいろと試しましたが、今治タオルのオーガニックコットンのタオルケットが抜群に使い勝手が良かったです。

 


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まとめ 心の救いになったイスラム教の女性

脱ステ後の夏は、大量に吹き出す汗と蕁麻疹、リンパ液などの症状に悩まされました。しかし痒みや見た目の症状よりも辛かったのが、オシャレができなかったことです。顔や首も含めて全身に症状が出ていたので「ビキニを着て海で泳ぎたい」「タンクトップやキャミソール姿で夏のイベントを楽しみたい」といった欲求を満たすことができませんでした。

ある日、全身に症状が出ているときに仕事でシンガポールとマレーシアに行きました。

 

 

亜熱帯の国でリゾートファッションができないことも悲しかったですが、救いになったのが、イスラム教の女性たちの存在です。

ファッショナブルなシンガポールやクアラルンプールの都会では、全身をベールで覆ったイスラム教の女性を多く見かけました。

彼女たちは宗教上の理由から、肌の露出ができません。しかしベールやストールなどを工夫し、オシャレなムスリムファッションを楽しんでいました。夏でも全身を布で覆って颯爽と歩くイスラム教の女性達はとても素敵でした。

 

肌の色や文化圏の異なる人々が集まるシンガポールやマレーシアと違い、日本は統一文化圏です。そのため、他人とは異なる肌質や肌の色、服装の人達を奇異な目で見る風潮があります。日本に他人の目を気にして悩んだり鬱になる人が多いのも、統一文化圏ならではの特徴だと感じました。

政治的な観点ではいろいろな意見があると思いますが、多民族多文化の「みんな違ってみんないい」の価値観は、これからの日本にぜひ取り入れていきたいと思います。

海外で、肌の露出ができないファッションを楽しむイスラム教の女性や、肌色の違う人達が仲良く交流している様子を見ていると、自分がいかに狭い世界で他人の目を気にしていたかに気づかされました。

夏のアトピーで他人の目を気にしてしまいがちな方の、参考になれば幸いです。





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