終わりの見えないアトピーの脱ステロイド。良くなったと思ったらぶり返したり、症状の変化に一喜一憂したり。「今の苦しみがいつまで続くのだろうか」とお悩みの方は少なくないでしょう。この記事では、生まれつきのアトピーで28年使い続け、脱ステロドをしてアトピーを治した私が、完治が近づいてきているサインをお伝えします。

 




 

症状は螺旋階段のように治っていく

脱ステロイドをした後のデトックス症状(好転反応)は、螺旋階段のように良くなったり悪化したりを繰り返しながら、トータル的に改善していきます。

 

ひとくちに「治りかけ」と言っても、体内の毒素が完全にデトックスできていない場合、螺旋階段の1周か2周かぐらいでは治りません。

2012年4月に、28年使い続けたステロイドを辞めた私の場合、年単位では以下の経過を辿りました。

トータル的な症状の悪化度と経過を、1年目を100とした場合でお伝えします。

▼2012年 悪化度100
4月〜5月まではほぼ寝たきり。8月まで広がる糜爛症状や蕁麻疹の大爆発にも悩まされる。9月頃から落ち着き始めるものの、11月までは全身の色素沈着やカサカサが目立った。12月頃には一旦、症状が落ち着くものの、落屑が続き、日常生活にはかなり支障が出た。

▼2013年 悪化度80
1月から冷えと落屑に悩まされ、3月中旬頃からデトックスで悪化。夏までずるずると症状を引きずる。9月〜11月頃に症状が落ち着くものの、冬になると冷えが気になる。

▼2014年 悪化度80
4月に大悪化して動けなくなる。出張での仕事が入っていため、一旦ステロイドで症状を抑える。ステロイドを塗ったところのくすみが気になるようになる。ステロイドは数回塗ったのみ。ステロイドの影響か、例年より4ヶ月早い12月に大悪化し、4月まで症状が続く。

▼2015年 悪化度60
症状が悪化していた3月に南国シンガポールとマレーシアを旅する。3月に暑い国へ渡航したことでデトックスが進んだものの、4月は腕脚を中心に症状が出ていた。特に手の症状が目立った。デトックスが末端まで進んで来たことを実感。9月頃からふくらはぎに大量の糜爛状湿疹が出現。

▼2016年 悪化度40
4月の2週間ほどだけ顔の症状が悪化。膝下のみ糜爛上湿疹で汚い状態が半年ほど続く。11月に都心から空気のきれいな地域に引っ越したら全身の症状が劇的に改善。

というわけで、数年かけてデトックスが進みましたが、空気のきれいな地域に引っ越した影響も大きいと思います。脱ステの最終段階だと思ったのは、2015年9月から始まった膝下の糜爛症状です。

関連記事:脱ステの経過5 膝下に大量の湿疹(糜爛)が出現

この症状こそがまさに、私にとっての脱ステの最終段階でした。

 

 

細胞は7年で入れ替わる!?

なかなか治らない・・・と気持ちが焦る方へ。ご安心ください。あなたが不摂生をせず、きちんとデトックスをしていれば、体は常に治ろうとしています。生き物の体には恒常性を維持する働き(ホメオスタシス)があります。薬や化学物質、添加物、放射能などの影響でバランスを崩してしまった細胞は、ホメオスタシスの働きで入れ替わっていきます。

参考記事

私たちの肉体は絶えず、新陳代謝しています。私たちは毎日食べ、消化し吸収し、細胞を構成するタンパク質を再合成しています。1個の細胞の中には80億個のタンパク質があり、そのタンパク質のうち2〜3%が毎日新しいものに入れ替わると言います。計算すると、なんと3ヶ月で、体内のタンパク質はほぼすべて入れ替わるのです。

そして、細胞レベルにおいても、赤血球細胞の寿命は120日程度、肝臓細胞の寿命は150日程度、お肌の表皮層は、女性の方ならよくご存知のように、およそ28日周期でターンオーバーしています。胃や腸の内壁細胞にいったっては、およそ5日間で入れ替わる細胞もあります。

硬い骨にも、破骨細胞と骨芽細胞とがあって、壊しては創り、壊しては創りながら、骨もおよそ半年もすれば、ほとんどが入れ替わってしまいます。

つまり、私たちの肉体というのは、ほんの一部をのぞいて、一年間のうちにまるっきり入れ替わってしまうのです。あなたのカラダは、1年前と今とでは、物質的にほとんど別人というわけです。

書籍「病気は才能」(おのころ心平著)より引用

私たちの体は絶えず古い細胞が壊され、新しい細胞と入れ替わっています。その細胞は体の場所により生まれ変わりの周期が違います。

代謝周期が一番短い細胞は小腸の上皮で、約2日と言われています。胃は5日 肌は28日 筋肉や肝臓は60日、骨細胞で90日など。見た目には変わらない私たち人間の体は、細胞レベルでは約5~7年でほとんど入れ替わっているのです。

 

健康美人道 Vol.2 『細胞が生まれ変わる周期』より引用

 

短気スパンでの経過・治りかけのサイン

脱ステロイド後、デトックスの螺旋階段がまだ1周か2周しかしていないときの治りかけのサインには以下の特徴があります。

▼デトックス直前は全身がむくむ
顔がパンパンに腫れたようになったり、足首が象のようにむくんだりして体が重だるくなったら、まもなく症状悪化(デトックス)のサインです。覚悟してください。

▼皮膚が赤く盛り上がって黄色い汁が出てくる
脱ステロイド初期の段階では、皮膚が広範囲で赤く硬く盛り上がり、掻くと黄色い汁(リンパ液)が出てきます。ジュクジュクして常に痒く、患部に空気や水が触れると沁みて痛く、非常に不快な段階です。

▼ジュクジュクが乾いてカサカサに
ジュクジュクした部分の炎症が落ち着いたら乾いてカサカサしてきます。皮膚バリアが壊れているので乾燥による痒みが生じます。

▼大量の落屑
カサカサした部分が増えてきたら、皮膚が大量に落ちる落屑期へ突入です。横になるとベッドが砂場のようになり、お風呂に浸かると浴槽がヘドロのように汚れます。

▼蕁麻疹・糜爛
落屑が落ち着いてきたら、蕁麻疹や糜爛症状が目立ち始めます。

 

関連記事:脱ステの経過3 アトピーの落屑 いつまで続くのか?
関連記事:脱ステの経過5 膝下に大量の湿疹(糜爛)が出現

 

▼広範囲に出ていた症状が小さな湿疹になる
デトックスが進むと血液が浄化され、広範囲に出ていた症状が、だんだんピンポイントで出るようになります。
まだ皮膚は全体的にカサカサゴワゴワしているかもしれませんが、これでひとまず、脱ステデトックスの1タームが終了です。

 

長期スパンでの経過・治りかけのサイン

脱ステロイド後のアトピー症状は、月単位・年単位で良くなっていきます。
脱ステ後、1年〜数年が経っていてもなかなか良くならないと感じる方は、1ヶ月前や1年前と症状を比べてみてください。デトックスの加速度によって個人差はありますが、冷えとりと正しい食養生を心がけていれば、1年前よりも体内の状態がきれいになっているはずです。
体内が汚れている状態は、たとえるならば汚部屋です。

 

デトックス後は体内のゴミ(毒素)を体の外に出した状態。表面的には汚く見えても、体内はきれいに浄化されています。


体内の毒素が減って血液が浄化されれば、ゴワゴワしていて象のようだった皮膚のしわが取れてきます。カサカサボコボコだった肌がなめらかになると、最初はシミや色素沈着が気になるかもしれません。しかし正しい生活習慣により血液浄化を続けていると、シミや色素沈着も消えて、肌が白くなっていきます。

肌色全体もくすんだような黄色っぽい色から、透明感のある白肌に変わって来ます。

見た目の嬉しい変化だけではありません。体内のデトックスが進むにつれて、基礎体温が上がり、冬でも体が冷えにくくなります。血液が浄化されて血流が良くなると、肩こりや腰の痛み、全身のだるさからも解放されるでしょう。
デトックスは焦らずコツコツが一番の近道です。巷には様々な健康法がありますが、健康に一発逆転はありません。数年かけて根気よく体質を改善していくことで、病気になりにくい健康体を手に入れることができます。

 

まとめ 本当に治るときはアトピーから意識が外れたとき

全身がゾンビのように腫れ上がった脱ステロイドから、アトピーだったと分からないぐらいに改善するまで、私は5年以上の年月を要しました。4年間はアトピーとひたすら向き合う日々で、いつ症状がぶり返すか不安でした。しかしそんな私が「もう大丈夫」と思えたのは、アトピーから意識が外れたときです。仕事や遊びが楽しくなり、いい意味でズボラになれたとき、以前のように神経質に悩むことがめっきりなくなりました。

今は症状が出ても「デトックスしてくれるんだからどんどん出しちゃおう」と前向きです。

どんな病気にも言えることですが、症状は悪者ではありません。自分を本来の居場所へと戻してくれる、体からのギフトです。アトピーや脱ステロイドのおかげで、自分らしい人生を楽しめるようになりました。

症状が気にならなくなったとき、「出てもまあいいや」ぐらいに思えるようになったときが、完治のタイミングだと思います。



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