クレンズスープとは、デトックス効果のある食材を煮込んで作るスープ。マイタケとパセリ、ショウガ、ゴボウ、玉ねぎの皮を使用します。続けて飲んでいるうちに宿便がドドっと出るとのことでしたので、さっそく作ってみました。
このサイト名と同じ「デトックスマニア」の本を参考にしました。
本のご購入はこちら「毒素をごっそり流し出すデトックス大事典」
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野菜から出る「だし」には栄養がいっぱい
野菜を煮込んで作るスープには、抗酸化作用・免疫力を高める作用のある「ファイトケミカル」という機能成分が含まれています。ファイトケミカルには免疫細胞の作用を高め、また活性酸素の働きを抑制して老化を防ぐ抗酸化作用があるとされています。
ファイトケミカルは、野菜を加熱することによって細胞の外へと溶け出します。クレンズスープは、ベジブロスで使われる野菜の中でも特にデトックス作用の強い野菜を使います。
クレンズスープの効果
クレンズスープには、デトックス作用の高い以下の材料を使います。
マイタケ
マイタケはダイエットの優れた救世主。豊富な食物繊維に加え、糖分・脂質の代謝をサポートする「ナイアシン」や、脂肪の吸収を抑えて排出をサポートする「キノコキトサン」、血液をサラサラして血流を良くする「MXフラクション」が含まれています。
パセリ
パセリにはβカロテンなどのビタミンAやビタミンCが豊富に含まれており、カルシウムや鉄分、ミネラルなどの成分がたっぷりと含まれています。さらにパセリに含まれているピエンやアピオールという物質には口臭を抑制する機能も。普段は添え物として使われることの多いパセリですが、付け合わせにするのは勿体ないほど栄養の宝庫なのです。
生姜
体を温める食材の代表選手でもある生姜。三大成分でもあるジンゲロール、ジンゲロン、ショウガオールによって、血流改善や血行促進、新陳代謝促進などの効果があります。なお、ジンゲロールは加熱することでショウガオールに変化し、体を温める働きがあります。
ゴボウ
食物繊維が豊富に含まれるゴボウ。腸内環境の改善に役立つだけではなく、血液をサラサラにするポリフェノールも含まれることから、アンチエイジング効果もあります。また、利尿作用のあるカリウムを含むため、むくみ防止にも役立ちます。
玉ねぎの皮
玉ねぎの皮にはポリフェノールの一種「ケルセチン」が含まれています。ケルセチンは草木染めにも使われる黄色い色素成分で、活性酸素を取り除き、血液をサラサラにしたり、コレステロール値を下げる効果があります。
中でもアレルギーのかゆみを改善する、抗ヒスタミン作用があり、腸内環境の改善や皮膚バリアの強化作用があることから、玉ねぎの皮は、アトピーの人は積極的に摂りたい食材です。
というわけで、無農薬のお店で野菜を揃えてきました。
野菜は無農薬のものがおすすめです。無農薬野菜の入手方法は記事後半でお伝えします。
クレンズスープの調理法
クレンズスープは続けて飲むことで効果を発揮するので、まとめて2リットルぐらいを作ると良いと思います。
材料
マイタケ・・・13g
パセリ・・・6g
生姜・・・8g
ゴボウ・・・40g
玉ねぎの皮・・・1.2g
作り方
【1】材料を食べやすい大きさに切る(生姜はすりおろしました)
【2】全部鍋に入れて、2Lの水を沸騰させて弱火で20分煮込む
【3】とろみがついたら塩で味つけをして完成!
飲んでみると、ゴボウ茶のような香ばしい味がしました。生姜を多めに入れたので、すぐに体がポカポカしてきました。
満腹感が欲しい方は、本葛粉でとろみをつけても良いと思います。
おすすめの飲み方
デトックスマニアの本には以下のように書かれています。
続けて飲むことで効果を発揮するので、2リットルくらいをまとめて作るようにすると良いでしょう。最初の3日間は1日2回、コップに半分〜一杯分を、朝と夜の食前に飲みます。4日目以降は1週間に1〜2度、1日1回飲むだけで大丈夫です。
クレンズスープ飲むようになると、宿便がどどっと出てきます。その効果は著しく、長年便秘に悩まされてきた人が、劇的に改善した例もあるほどです。
その一方で、下痢気味だった人の便が健康的な便に変わることもあります。
というわけで、3日間飲み続けてみました。するとどうなったか!?
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クレンズスープを3日間試してみた結果
もともと便秘はしない方だと思っていましたが、やはり宿便が溜まっていたようです。
翌朝、さっそくトイレでびっくり。
(お食事中の方は失礼しますが)長〜い便が出て、腸の奥の方に詰まっていたであろう、真っ黒い便も出ました。宿便は、腐敗臭のようなツンとする臭いがしました。
その日は1日2回、そして次の日も、真っ黒い宿便が出てきました。腸が元気になったようで、活発にゴロゴロと音がします。
思った以上の効果だったので、クレンズスープはこれからも飲み続けようと思います。
「自分は便秘していない」と思い込んでいても、宿便は詰まっていたことに驚きました。
血液は腸から汚れていくそうです。腸の奥の方に詰まっている宿便を出し切ると、血液がサラサラになって血行が良くなり、寒い時期でも体がポカポカしています。
無農薬の野菜はどこで手にいれる?
クレンズスープは玉ねぎの皮を使うので、無農薬の玉ねぎがおすすめです。
今回は近所のこだわりやさんで無農薬の玉ねぎを仕入れました。
近所に無農薬野菜を手に入れられるスーパーがない場合は、ネットスーパーを使うのがおすすめです。
私は、オイシックスと大地を守る会を利用しています。今は合併して一つの会社になったようですね。
また、野菜を洗うときに農薬を落とすことができる専用水もあります。
小倉優子さんおすすめのホタテの力くん。
ホタテの力くん 海の野菜・くだもの洗い[ホタテの力くん 野菜専用洗剤]【あす楽対応】
ホタテパウダーで、スーパーで売っているお野菜の農薬を落とすことができます。
無農薬のお野菜は高い・・・という方は、ベジセーフやホタテの力くんで農薬を洗い落としてからクレンズスープを作ってくださいね。
体に優しい野菜で、毒素をごっそり流し出すクレンズスープ。
ダイエットしたい方にも、脱ステロイド中でデトックスしたい方にもおすすめです。